デジタルレントゲン機

デジタルレントゲンにより、診療時間を大幅に短縮し、動物のX線被爆を最小限に抑えます。

またデジタル撮影による高解像度の画像で正確な検査結果を見ることができます。

麻酔機、人工呼吸器および生体情報モニター

麻酔中に様々な情報をモニターすることにより、より安全な麻酔を可能にします。

生体情報モニターに表示されるのは心電図、体温、血圧、呼吸数、酸素濃度、炭酸ガス濃度などです。

また人工呼吸器による麻酔中の呼吸管理を行うことで、より安全に手術を施すことができます。緊急蘇生が必要な際にも使用します。

超音波診断装置

心臓の動き、血液の流れ、腹部臓器の状態を調べることができます。

また妊娠鑑定などにも使用します。

超音波(エコー)検査は麻酔の必要がなく、動物に対して侵襲が非常に少なく、とても安全な検査方法です。

内視鏡

小型カメラを使って食道、胃、十二指腸、大腸または鼻咽頭などを調べる機器です。

レントゲン検査や血液検査で原因が分からないときは、直接肉眼で確認します。

また動物が誤って飲み込んでしまった異物を開腹せずに除去する際にも使用します。

眼圧計

手持ち反跳式眼圧計。

点眼麻酔が不要なのでスムーズに検査を行え、ドライアイなどの副作用の心配もありません。

極小のプローブを角膜に瞬時に軽く当てて眼圧を計測します。

定期的な眼圧検査で緑内障やぶどう膜炎を防ぎましょう。

電気メス

電気メスを使用することで手早く止血することが可能です。

動物は人に比べて輸血がしにくいので、出血を最小限にとどめ、安全かつ迅速に手術を行うことが大切です。

血液検査機器

微量の血液から健康状態や病気の程度を調べる機器です。

血液中の赤血球、白血球など、血液成分の数値化したり、酵素や代謝産物、コレステロール値、血糖値などを測定し肝臓、腎臓など各臓器の状態を検査します。

また血清ウィルス、血清フィラリアの検査時にも使用します。

超音波スケーラー

超音波と水圧で歯周ポケット中の菌や歯垢まできれいに除去できます。（要麻酔）

歯周病予防の為にも年1回のスケーリング（歯石除去処置）をお勧めしております。

マイクロモーター

抜歯のときに歯を切断したり、超音波スケーラーできれいになった歯を研磨剤で磨くことにより、歯垢や歯石をつきにくくします。

アスピレーター

手術部位に貯まった血液や、洗浄後の液体を速やかに吸引します。

ネブライザー

呼吸器疾患（喘息、ケンネルコフなど）に効果があります。効率よく薬剤を患部に行き渡らせます。

ICU

動物用の集中治療室。24時間体制で酸素濃度、湿度、温度の管理を行います。

呼吸器・循環器系をはじめ、あらゆる重症疾患や手術後の回復室など手術前後で使用します。

オートクレーブ

高圧蒸気滅菌器。手術器具などを高温高圧処理することで滅菌します。

鍼治療器

鍼から各症状のツボに刺激を与え、自然治癒力や免疫力を向上させます。

定期的な治療を受けて頂くことで、痛みの軽減や神経疾患（椎間板ヘルニアなど）に効果があります。

鍼は全て単回使用（使い捨て）ですので、安心して治療を受けて頂けます。